目次

  1. はじめに
  2. コード弾きが苦手な原因とは?
  3. 身体動作を改善する具体的方法
  4. 1週間で段階的に上達する練習メニュー
  5. 実際の曲を使った応用練習例
  6. 応用練習のポイントまとめ
  7. まとめ

1. はじめに

「コード弾きが苦手…」「押さえるのに時間がかかる…」そんな悩みを持っていませんか?
実は、コード弾きがうまくいかない原因の多くは、手や身体の使い方にあります。

今回は、ニュアンスではなく具体的に
誰でもすぐ試せる身体動作の改善方法と、効果的な練習メニューを紹介します!


2. コード弾きが苦手な原因とは?

コード弾きが苦手な人に共通する原因は、次の3つです。

  • 指だけで押さえようとする
  • 手首・腕が固まっている
  • 手の位置が遠すぎる/近すぎる

これらはすべて、間違った身体動作によるものです。
つまり、動かし方を直せば、自然に上達できるのです!


3. 身体動作を改善する具体的方法

【① 指だけで押さえない】

解決策:手のひらごと落とす

  • 指先だけで鍵盤を押さえようとすると力みが出て動きが遅くなります。
  • 手のひらを小さく丸めた形で、手の重みごと鍵盤に落とすように弾きましょう。

練習法:

  1. ピンポン球を持つイメージで手のひらを丸める。
  2. その形のまま、Cコード(ド・ミ・ソ)をふわっと押さえる。

【② 手首・腕を固めない】

解決策:バネのように柔らかく使う

  • ガチガチの手首では移動が遅くなります。
  • 手首を軽く上下に揺らしてリラックスさせ、柔らかくバウンドする感覚でコードを押さえましょう。

練習法:

  1. 手首を軽く上下に振る運動。
  2. コードを押さえる瞬間に手首を少し下げる。

【③ 手の位置を正しくする】

解決策:鍵盤に対してまっすぐ・近く構える

  • 鍵盤に対して手が遠すぎたり、近すぎたりすると、無駄な力みが生じます。

正しい姿勢:

  • 肘は体より少し前に。
  • 手首は鍵盤と水平に。
  • 指先は垂直に鍵盤へ。

練習法:

  • 椅子の高さを調整し、自然なカーブを保つ。

4. 1週間で段階的に上達する練習メニュー

【1~2日目】フォーム作り&脱力

  • 手のひらを軽く丸めた形で、Cコードをふわっと押さえる。
  • 手首をリラックスさせて上下運動。

目標: 指ではなく手全体の重みで弾く!


【3~4日目】ゆっくりコード進行練習

  • C→F→G→C進行を超スローで練習。
  • 毎回、手の形が崩れていないか確認する。

目標: コードが変わってもフォームを保つ!


【5日目】リズムを加えてコード練習

  • 4拍伸ばしてからコードチェンジするリズム練習。

目標: テンポに追われず、落ち着いてコードチェンジ!


【6日目】テンポアップ

  • メトロノーム80~90で、同じ進行を演奏。
  • フォーム維持を最優先。

目標: スムーズな移動を身につける!


【7日目】曲に合わせた応用練習

  • 簡単な曲に合わせて、コード弾きを実践する!

5. 実際の曲を使った応用練習例

■カントリー・ロード(Take Me Home, Country Roads)

  • コード進行:C → G → Am → F
  • ゆったりした曲で、リズム練習にもぴったり。

■スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)

  • コード進行:C → Am → F → G(4コード循環)
  • 手を柔らかく使う練習に最適!

■レット・イット・ビー(Let It Be)

  • コード進行:C → G → Am → F
  • シンプルな構成で、曲に感情を込めながら弾く練習ができる。

6. 応用練習のポイントまとめ

  • スピードよりフォーム優先!
  • 手首が固まったらすぐリセット!
  • 押さえにくいコードは簡易フォームでOK!

最初から完璧を求めず、正しい動きで積み重ねていくことが大切です!


7. まとめ

コード弾きは、単なる指の力技ではありません。
身体全体をうまく使うことで、驚くほど楽に弾けるようになります。

「指先で押さえようとしない」「手首を固めない」「手の位置を適正に保つ」
この3つを意識するだけでも、確実にコード弾きは上達していきます。

ぜひ、今日から具体的な動作の改善と、正しい練習ステップを実践してみましょう!


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